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カリキュラム

自然科学科では、数学から物理学、化学、生物学、地学まで、広範な分野を学びますが、これらの学問領域の境界にとらわれることなく、自然科学全般にわたる幅広い知識と健全な判断力を醸成します。
そして、自然科学に関する事柄を人々に分かりやすく伝える能力と、逆に、自然科学に関する人々の意見や疑問などを的確にとらえる能力を養います。さらに、自然科学に関わるさまざまな事柄を、自分自身で調査、考察、検討できるようになるため、野外調査や機器分析などの実践的な技能と、データ解析などに必要な数学的理論を身につける様々なプログラムを用意しています。また、国立科学博物館の常設展が入場無料となる大学パートナーシップに入会しており、学生の主体的な学びをサポートしています。

学びの特色

“ 自然科学の本質” を体験しながら獲得

  • 植物学や動物学、地質学、地理学、天文学などの自然科学諸分野の知識を幅広く吸収するため、野外実習科目などで国内・海外の各地に滞在し、現地の人と触れ合いながら体験的・総合的に学習するフィールドワークを重視しています。
  • 科学の営みの本質に触れられるように、卒業研究では、学生一人ひとりが自分の力で工夫しながら完結できるテーマを選択します。
  • 学芸員を目指す人たちのために、学芸員の資格が取得できる「学芸員課程」を開講しています。博物館運営の経験者や、教育番組制作の経験がある教員たちによる授業や実習を通して、実践的な知識と技能を得ることができます。

主な授業

自然科学科実験及び演習

この科目では、最先端の分析装置を使って、未知の物質を特定したり、物質の微視的な構造を調べたりする方法を学びます。また、本学科の専門科目では、機器分析との関連を常に意識させるような授業を行ないます。これらの分析技術は、自然科学の研究の基盤となるものです。

野外調査法及び実習(1)(2)

野外調査の基本を学びます。この科目では、国内の実習地に滞在して、植物学、動物学、地質学、天文学、地理学、文化人類学などの調査方法を学びます。これらの実習は、生命科学や地球科学を研究するときの基礎になるだけでなく、自然と人間の関わり方を学ぶよい機会になります。

多摩川でメタセコイアの根の印象化石とその周囲の地層から古環境を調べているところ

多摩川河岸にある約200万年前の河川で堆積した礫岩をしらべているところ

学芸員課程関連科目

「生涯学習概論」「博物館教育論」「博物館学(1)(2)(3)」「映像表現論」「博物館資料保存論」「博物館展示論」「博物館学実習(1)(2)」

本学科では、学芸員資格を取得するために必要な科目が専門科目として開講されています。これらをすべて履修すると、博物館、美術館、動物園、水族館などで企画、運営、研究に従事するための学芸員資格が得られます。

卒業研究

卒業研究では、幅広い分野にまたがる学際的、融合的な研究を重視します。また、学術研究の本質を理解した自立した理科系知識人を育成するという観点から、一人ひとりが自分のちからで調査、研究を行えるような課題を中心とします。

【卒業研究発表会プログラム】
2022年度   2021年度  2020年度
2019年度   2018年度   2017年度    2016年度   2015年度

 

国立科学博物館 大学パートナーシップ

東京都市大学は、国立科学博物館大学パートナーシップに入会しています。本学の学生は、窓口で学生証を提示することで、常設展は無料、特別展は割引料金で入場できます。

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