| 教員 | 准教授 菅原悠馬 すがはらゆうま |
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| 研究内容 | 望遠鏡を使った宇宙の研究、特に系外銀河の多波長観測天文学 |
| 社会との接点 | 時間・空間共に最も大きな「世界」を探究し、社会で役立つ科学的思考法とデータ解析技術を習得する |
研究室をさらに詳しく
研究内容
宇宙が始まってすぐの頃には、水素やヘリウムなどの限られた元素や物質しかありませんでした。しかしその後、物質が集まって星となり、星が集まって銀河となり、星がばらまく多種多様な元素をもとに天体が様々に進化して現在の宇宙となりました。本研究室では、望遠鏡で取得した観測データを解析して、宇宙の観測的研究を行います。特に、専門は観測銀河天文学です。大口径望遠鏡で撮られた可視光や電波の多波長撮像・分光データを解析し、宇宙最初の銀河はどのように形成され、進化し、現在の多様な銀河へとどのように繋がってきたのかを調べています。
社会との接点
この世界がどのようにできているかを調べる自然科学のなかでも、天文学は最古の学問の一つであり、最も大きな「世界」を調べる科学です。宇宙の概念は望遠鏡の発展とともに変遷しており、現在では、宇宙は138億年の歴史を持ち、そこには1000億個にも及ぶ銀河が存在することが知られています。また、100億年前の銀河から放たれ、宇宙を旅した光を、100億年の時を経て今の我々が直接観測できるという点も重要です。最先端の望遠鏡を使い、宇宙の新たな姿を明らかにすることは、人類にとっての世界を拡大するという大きな社会的意義をもつ営みだと考えています。
我々は光の性質を利用することで、手に届かない恒星の表面温度を測り、130億年前の銀河の運動を調べ、星や銀河の進化の様子を描きます。そして、現代天文学はデータサイエンスであり、プログラミングや統計手法を用いて大規模データから宇宙の情報を引き出します。天文学を通じて培う思考法と解析技術は、現代社会の多くの分野できっと役に立つことでしょう。
主な卒業研究テーマ
- ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の分光データを用いた遠方銀河の星間物質の調査
- アルマ望遠鏡データを用いた遠方銀河の動力学的解析
- すばる望遠鏡主焦点分光装置を用いた系外銀河の統計学的研究
- 屋上20cm望遠鏡のデータ処理パイプラインの開発・改良

