教員 | 准教授 堀越篤史 ほりこしあつし |
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研究内容 | 超ミクロな素粒子から超マクロな宇宙まで、自然の多彩な振る舞いを理論的に研究 |
社会との接点 | 理論物理学の研究で身につけた思考法や解析スキルは、様々な場面で応用可能 |
出張授業「未来を予測する数学-温暖化予測と天気予報-」
- 2017年 6月23日 東京都市大学塩尻高等学校
- 2017年12月 9日 栃木県立小山高等学校
- 2018年12月 4日 高崎市立高崎経済大学附属高等学校
- 2020年11月 17日 神奈川県立藤沢清流高等学校
- 2024年10月 25日 神奈川県立伊志田高等学校
出張授業「量子コンピュータを動かしてみよう」
- 2021年 6月24日 神奈川県立藤沢西高等学校
- 2024年 9月24日 静岡県立沼津西高等学校
研究室をさらに詳しく
研究内容
自然科学が対象とする自然界は、電子やニュートリノといった素粒子から、原子、分子、生物、地球、そして広大な宇宙にいたるまで、幅広いスケールの階層構造を形成しています。電子の運動とサッカーボールの運動が異なるように、異なる階層では異なる物理法則がはたらくため、どのスケールでものを見るかによって自然界の風景はまるで違ってきます。
本研究室では、それぞれの階層において自然が見せる多彩な現象を理論物理学を用いて研究しています。また、コンピュータシミュレーションなどの応用数学的な研究も行っています。
社会との接点
素粒子物理学、化学物理学、固体物理学、生物物理学、地球物理学、宇宙物理学など、物理学と名のつく分野はたくさんあります。これは、スケールを変えて別の階層に移っても、何らかの物理法則が必ず存在するからです。最近では経済物理学という、人間の社会的な活動を分析する物理学も登場しました。物理学は基礎的な学問ですが、広範な分野とつながりを持ちながら日々発展しています。その研究で身につけた思考法や解析法は、様々な場面で応用することができます。
また本研究室では、材料開発やデバイス設計に必要となるコンピュータシミュレーション手法の開発も行っており、その方面からも社会の発展に貢献していきます。
主な卒業研究テーマ
- 量子コンピュータを用いた量子テレポーテーション実験
- 生態系のダイナミクスにおけるカオス
- 時空が5次元以上ある世界の物理
- 量子コンピュータの教育利用
- リーマンの素数公式とゼータ関数
堀越篤史 准教授
ミクロな世界における量子力学的な粒子
学生の学会発表 2019/8~
2019 PCカンファレンス(甲南大学岡本キャンパス)2019年8月7日
量子コンピュータを用いた量子力学教育の可能性
〇依田悠, 堀越篤史
修士課程2年生の依田くんが,量子コンピュータの教育への利用について,コンピュータ利用教育学会の年会で口頭発表を行いました。参加者から良い質問をたくさんいただきました。