世田谷キャンパス1号館4階
教員 | 教授 橋本義武 はしもとよしたけ |
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研究内容 | 曲がった空間図形について、微分積分を応用して調べます |
社会との接点 | 空間認識にかかわる、情報処理の基礎になる研究です |
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研究内容
高校までに習う曲がった図形は、円、楕円、放射線、双曲線などでしたが、曲がった図形はこれよりはるかにたくさんあります。微分積分を応用すると、そのすべてを統一的にあつかうことができます。
20世紀のはじめ、アインシュタインは、微分積分による曲がった図形の幾何学を用いて、重力の新しい理論をつくりました。それは、宇宙全体がどうなっているか、という人類が古代から問うてきた問題に答えるものでした。21世紀に入って、精密な観測の結果、宇宙の謎はますます深まってきました。その謎に挑戦します。
社会との接点
視覚情報は本来2次元的なものですが、人間はこれを3次元的に認識することができます。これを機械にやってもらうためには、限りなく多様な空間図形の基本原理を知る必要があります。コンピュータ・グラフィックス、CAD、画像処理など、空間認識にかかわる情報処理の開発は、その基本原理に基づいておこなわれます。
主な卒業研究テーマ
- 曲面論
- 結び目理論
- 相対論
- ブラックホール
橋本義武 教授
橋本義武 教授